Aブロックは島貫海輝登(みきと、代々木3年)が2アンダー70、Bブロックは金子佳矢(早実2年)が5アンダー67で優勝した。

マッチングスコアカード方式により、Aブロックでシード5人、Bブロックで同2人を除く各上位12人が関東決勝大会個人の部(7月12~13日、長野・軽井沢72G東C)に進んだ。

Aブロックの島貫は前半アウトで2バーディー、2ボギーの36。インスタートの明大中野1年、田中天晴(はる)に2打差をつけられた。しかし、慌てずに折り返すと「ショットが良くなり、セカンドがピンに付き始めた」。結果は3バーディー、1ボギーで合計2アンダーにスコアを伸ばした。「ここ1、2週間、あまり調子が良くなかったので、ガツガツ行かずに、取れるところを取っていった」。自己ベストは65。関東個人決勝では、この数字を2日間並べることを目標に「優勝を狙っていく」。

Bブロックの金子は2イーグル、2バーディー、1ボギー。自己記録の65には及ばなかったが、ほぼ完璧なゴルフを見せた。シード選手なので、今回出場する必要はなかったが「東京都で初優勝したかった」と雨にも負けずにプレー。「風のジャッジがうまくいった。耐えることができた」。関東決勝では昨年の冬、惜敗した。「2位だったので、今度は優勝しかない」と熱く燃える。

<Aブロック上位成績>

【1位】島貫海輝登(代々木3年)=70(36・34)

【2位】田中天晴(明大中野1年)=71(37・34)

【3位】阿出川宗哉(立教池袋3年)=71(36・35)

【4位】佐藤颯(明大中野3年)=73

【5位】水野良成(日体荏原3年)=75

【6位】中原拓飛(明大中野八王寺1年)=75

【7位】清水蔵之介(目黒日大2年)=76

【8位】上村大和(目黒日大1年)=76

【9位】林煌世(代々木3年)=77

【10位】森虎琉(早大学院3年)=77

【11位】松崎航大(立教池袋3年)=77

【12位】榎本聖大(立教池袋2年)=77

<Bブロック上位成績>

【1位】※金子佳矢(早実2年)=67(33・34)

【2位】田口瑞樹(日大一1年)=72(37・35)

【3位】星野豪希(杉並学院2年)=74(36・38)

【4位】李宗陽(玉川学園2年)=75

【5位】牧野拳聖(早実3年)=75

【6位】深尾祥太(杉並学院1年)=76

【7位】高梨倭(杉並学院3年)=76

【8位】長谷川大和(早実3年)=76

【9位】村井啓矩(成城学園1年)=77

【10位】平山幸作(早実3年)=77

【11位】福永未来(早実2年)=77

【12位】伊藤颯汰(早実3年)=79

【13位】小池健心(青山学院2年)=79

(注)※はシード選手、同スコアの順位はマッチングスコアカード方式による

<主催>関東高等学校・中学校ゴルフ連盟、日刊スポーツ新聞社<協賛>住友ゴム工業(ダンロップ)