国内女子ツアーの宮里藍サントリー・レディースが9日、兵庫・六甲国際GC(6527ヤード、パー72)で開幕する。

昨年大会優勝の青木瀬令奈(29=フリー)は8日、プロアマ戦後に会見。ディフェンディング大会はツアー初優勝した17年ヨネックス・レディースの翌年大会以来2度目で「あの時は初日、18ホールずっと緊張していた。今回はその経験を生かしたい」と話した。

青木は直近6戦中5戦で最終ラウンドに60台をマークし、4戦でトップ10入り。「最近よく“まくりの青木”とか言っていただいて。でも(最終日を前に)もうちょっといいところにいられたらいいなと思う」。優勝した昨年大会から「ざんげノート」として、小さな手帳に日々のゴルフの内容、結果を書き留める。

きっかけは、帯同キャディーを兼ねる大西翔太コーチに「大事なことはどれぐらい練習するかでなく、どれぐらいゴルフに向き合っているかじゃない?」と言われたことだという。

青木は「それ以降、正直練習量は変わってないけど、プレー中はいつも“どうしたら勝てるか”と考えるようになった」という。大会連覇へ、第1日からいつも以上にペースを上げていくつもりだ。