ツアー3勝で、4月のロッテ選手権以来、2カ月ぶりの出場となった野村敏京(29)は、3バーディー、2ボギーの70で回り、1アンダーで終了時点で14位につけた。

5番パー4でボギーが先行したが、6番パー4でバーディー。9番パー5ではピン奥から9メートルのパットをねじ込み2つ目のバーディーで1アンダーとして折り返した。後半も10番パー4でボギーをたたいたが、最終18番パー5で第2打をグリーン手前まで運び、第3打をピン手前1メートルにつけてバーディー。1アンダーで第1日を終えた。

終了後は「ショットも安全なところにどんどん入ってくれて、パッティングも良かった。全体的に安全なゴルフができたかなと思います」と満足そうに話した。昨年は持病の腰痛が悪化し、10試合中9試合で予選落ち。シード権のない今季は予選会からの出場でこの試合が今季2戦目。この日の出来については「60%ぐらい良かった。どんどん試合してくると良くなってくると思う。今日のプレーには満足しています」と話した。第2日に向けては「風が吹いてきたらセカンドが難しくなる。その分集中して明日も頑張りたい」と決意を口にした。