第3ラウンドが終了し、4人が予選を通過した日本勢は、笹生優花が最上位の12位で最終日に臨むことになった。笹生は14位から出て、3バーディー、4ボギーの73と1つ落としたが、通算1アンダー、215で、順位は12位に浮上した。

続いて3つ落として通算2オーバーの畑岡奈紗が35位、4つ落として同4オーバーの西郷真央が54位と、それぞれ順位を落とした。3オーバーの54位からスタートを予定していた渋野日向子は、第3ラウンド開始前に体調不良を訴えて棄権。渋野の棄権は、日米ツアーを通じて初となった。

田仁智(韓国)が第1日からの首位を守ったが、3つ落として8アンダーとし、前日までの独走状態とは状況が変わってきた。3打差の5アンダーでレクシー・トンプソン(米国)ら3人が2位につけるなど、首位と2位の差が、第2ラウンドの6打から3打に縮まった。