今季メジャー第4戦が開幕した。渋野日向子(23=サントリー)は好天微風、気温23度前後の好コンディションでインからスタート。前半をイーブンパーで折り返した。

12番パー4で6メートルを強めの“壁ドン”で沈めてバーディーを先行させたが、13番パー4は第1打を右バンカーに入れ、第2打はフェアウエーに出すだけ。6メートルのパーパットを外した。第1打が左右に曲がるホールはあるが、11、17番でナイスパーを拾うなど粘り強さが目立った。

6月下旬の全米女子プロで予選通過しながら3Rを前に体調不良で途中棄権した。4週ぶりの復帰戦を前に「体調はかなり良くなってきた」とコメント。またパターを使い続けてきたブレード型でなく、今大会で初めてマレット型を投入した。レマン湖のほとりにあるコースは風光明媚(めいび)で「景色が本当にすばらしく、楽しみながらプレーしている」。また今季4戦目のメジャーについて「今年はすごく悔しい思いをした試合もあるので、しっかり戦いたい」と意欲満々に話していた。

【スコア速報中】エビアン選手権初日 渋野日向子ら出場