45位から出た渋野日向子(25=サントリー)がノーバーディー、4ボギー、1ダブルボギーの77とスコアを崩し、通算7オーバー220の77位に順位を落とした。

前週のメジャー、シェブロン選手権に続く2週連続の決勝ラウンドだったが、いきなり出はなをくじかれた。1番パー4で、第1打を右の林に曲げてOB。ダブルボギーと最悪のスタートを切った。その後もリズムに乗れない。5、8番でバーディーパットを外す一方で、3、6番でボギーをたたいた。後半も12番でボギー。16番ではグリーン前からのアプローチをオーバーさせてボギーとなった。結局ノーバーディーの苦闘の1日となった。

「ショットもあまり良くなしグリーン上も良くなかった。残念です。体で振れている感じでない。初っぱなからOBもしたし、最後まで微妙。グリーン上でも何とかできればと思ったがてこずりました」

同組でパット好調の古江彩佳が64の好スコアを出したのとは対照的にスコアを6つも落とした。

「良いプレーが見られて、『頑張らないと』と思ったが。自分のスコアが残念で(古江を)邪魔しなかったかなと、申し訳ないと思いながら回ってました」

残るは1日。調子の波が激しく、ジェットコースターのような日々が続くが、めげるつもりはない。「しっかり切り替えてまた明日がんばる」と、中継のWOWOWのインタビューでは、最後自らを鼓舞するように前向きな言葉を残した。

【新着】JMイーグルLA選手権の結果