河本結(24=リコー)が、2日連続の好スコアで首位を守ってホールアウトした。6バーディー、ボギーなしの66と6つ伸ばし、通算13アンダー、131。ホールアウト時点で、10アンダーで2位の脇元華に3打差をつけ、決勝ラウンドは3年ぶりのツアー2勝目を目指す展開となった。

インコースの前半は、13番パー4で第2打を1メートルにつけ、最初のバーディーを奪った。14番パー3は、ティーショットを5メートルにつけて連続バーディー。さらに17番から1番では、3連続バーディーを奪った。18番パー4は、8メートルのパットを決めて伸ばした。

ホールアウト後は「2日間とも、ずっとパッティングのタッチが良かった。今日の後半は本当に耐えるゴルフ。そういう時が、4日間あるうち、いつかは来ると思っていたけど、その中でボギーを打たずに、耐え切れたことが自信につながりました。それは自分を誉めたいなと思います」と話した。

2日連続でボギーなしで回りきったが「好調、不調任せではなく、しっかりとマネジメントして、どこに打ったらボギーを打たないかだけは、ピン位置を考えて、前日から自分の頭の中でミーティングして試合に臨んでいるので、その結果。それは作戦でもあります」と、胸を張って話した。

「素直にこの位置にいられることはうれしいし、ワクワクしている。集中して、最後まで全力で突っ走ることができれば、最高の順位で終われるんじゃないかなと思います。目の前の1打、やるべきことをやっていきたい」。最終日に向けて、心身の充実ぶりをうかがわせた。