首位ターンのアマチュア蟬川泰果(たいが、21=東北福祉大4年)とともに、長野泰雅(19=福岡地行)と岩田大河(23=フリー)という2人の“タイガ”が同組で回って、予選を通過した。

長野は通算1アンダー、8位にいる。午後組インスタートの最終組で3バーディー、2ボギーの69をマーク。投光器に照らされて最終9番グリーンを終えた。福岡・沖学園高3年の昨年11月にプロ転向し、6月のツアー競技ASO飯塚チャレンジドでは6位。「蟬川さんはレベルが全然上。負けて当然と思うほどすごいです」。6試合の推薦出場枠は使い切っており、今大会が今季最後のツアー出場。優勝争いに挑む。

岩田は通算1オーバー、14位。最終9番パー4で、第2打が池に捕まってダブルボギーをたたいたが、バックナインで盛り返す粘りもあって71にまとめた。「最後のセカンドショットはワンピン横なら(池を)越えて、ピンに寄っていたんですけど」。それでも、大院大4年の昨年11月のプロ転向後、初のツアー予選通過となった。

ちなみに“タイガつながり”については長野が「全然意識してません」、岩田は「もう500回ぐらい聞かれてきました」と笑い飛ばした。