藤田さいき(36=チェリーゴルフ)が逆転で11年富士通レディース以来、11年35日ぶりのVとなる通算6勝目を挙げた。
首位に1打差の2位で出て、4バーディー、ノーボギーの67で回り、通算21アンダー、263。
88年ツアー制施行後、10月の三菱電機レディースで優勝した金田久美子の11年189日ぶりに続く、歴代2位のブランクV。また、前年大会で原英莉花が樹立したパー71での72ホール最少ストローク記録「17アンダー、267」を4打更新した。
藤田の夫、和晃さんは「結婚すると結果が出ないといった厳しく、耐えがたい言葉にも2人で乗り越えてきた。率直にうれしいし、夢みたいです」と喜んだ。
8年前に「長く戦うには身近な人が体のケアをしないといけない」とアドバイスを受け、トレーナーの勉強を始めた。仕事も辞めてツアーに帯同している。最終日前夜。「体に程よい緊張感が伝わり、すぐにほぐれたので代謝もいい。これまでの優勝争いの中で、明らかに状態は良かった」。
日本女子オープン前にミニ合宿を行い、ミスした場面をひたすら練習した。「『どうしたら勝てるの』と言っていた時もあった。妻をすごく尊敬していますし、頑張ってきた集大成だと思います」と話した。
【近藤由美子】

