国内女子ツアー最終戦JLPGAツアー選手権リコー杯が24日、宮崎CC(6487ヤード、パー72)で開幕する。4年連続4回目の出場の稲見萌寧(23=Rakuten)が23日、プロアマ戦後に大会への意気込みを語った。

「昨年より、気持ちはだいぶん楽です」。昨年は古江彩佳と競り合い、最終戦で賞金女王を決めた。今年は年間最優秀選手を決めるポイントレースのメルセデス・ランク3位、賞金ランク3位。念頭にあるタイトルは2シーズン連続1位で、代名詞とも言えるパーオン率。現在は75・4310%の1位。2位山下美夢有とは0・2707ポイント差で「そこはちょっと譲れません」と3シーズン連続奪取に意欲満々だった。

またイーグル数も8個で1位タイ。「え? そうなんですか? 意外。昨年より、アイアンで3ヤードぐらいとか、飛距離はちょっと伸びてますけど」と首をかしげた。

「すごくいい年じゃなく、大変な年」というシーズンだが、2勝し、自身初の大会2連覇を達成した。「新しいことができたのは良かったかな、と思います」と笑顔を見せた。