今季2勝目に挑む石川遼(31=CASIO)は、前半9ホールを3バーディー、1ボギーの33で回り、2アンダーで後半に突入した。前半終了時点で8位。同組の稲森佑貴ら4アンダーの首位と2打差で折り返した。

今大会の第1打、1番パー4のティーショットは、大きく左へ、隣の10番ホールのフェアウエーまで曲げた。第2打は高い傾斜を越えて、1番のフェアウエーまで戻したが、第3打はピン手前8メートルまでしか寄せられず、ボギー発進となった。それでも4番パー4で4メートルのパットを沈めてガッツポーズを決めるなど、粘り強くパーを広い続けた。

すると6番パー5で、最初のバーディーを奪った。下り傾斜の右ラフから、第3打を2メートルに寄せて伸ばした。さらに7番パー4は、フェアウエーからの第2打を2メートルにつけて連続バーディー。9番パー4も、第2打を2メートルにつけて3つ目のバーディー。2つ伸ばして折り返した。