年間成績の上位者など30人による今季最終戦の第3ラウンドは、最終組が前半9ホールを終え、ともに首位から出た小平智とブラッド・ケネディ(オーストラリア)が、1つ伸ばして変わらず首位を並走して後半に突入した。

小平はスタートから8ホール連続でパーとし、9番パー4でバーディー先行させた。距離のあるカラーからの第3打をパターで決め、1バーディー、ボギーなし。ケネディは2バーディー、1ボギーと、ともに34で回り、通算9アンダーとして前半を終えた。1打差の8アンダーで谷原秀人が3位、2打差の7アンダーで石川遼、河本力の2人が4位。3打差の6アンダーでチャン・キム(米国)が6位で追う展開となっている。

アマチュアとして初めて2勝し、11月からはプロとしてツアーに出場している蝉河泰果は、1アンダーで19位につけている。前週のカシオ・ワールドオープンで、すでに今季の賞金王を確定させた比嘉一貴は、2アンダーの17位でラウンドしている。