年間成績の上位者など30人による今季最終戦の第3ラウンドが終了し、小平智が首位を守って今季初優勝、今大会4年ぶり2度目の優勝に王手をかけた。4バーディー、1ボギーの67と3つ伸ばし、通算11アンダー、199。5つ伸ばして8位から浮上した出水田大二郎、首位で並んでスタートしたブラッド・ケネディ(オーストラリア)の2人が、2打差の9アンダーで2位につけた。8アンダーの岩崎亜久竜が4位。7アンダーの谷原秀人、星野陸也、河本力の3人が5位から追う展開となった。

4打差8位から出た石川遼は、1つ伸ばすにとどまり、5アンダーで6打差11位に後退した。アマチュアとして初めて2勝し、11月からはプロとしてツアーに出場している蝉川泰果も、1つ伸ばすにとどまり、4アンダーでスタート時点と変わらず12位。前週のカシオ・ワールドオープンで、すでに今季の賞金王を確定させた比嘉一貴は、イーブンパーで回り、2アンダーで16位となった。