プロ2年目の吉田鈴(りん、22=大東建託)がツアー通算2勝目を飾った。キャディーを務めた小畑貴宏氏(46)が、強さの理由を明かした。
昨年に3回コンビを組み、今季は2戦目。4月の富士フイルム・スタジオアリス女子オープン以来だった。
未勝利だった昨年と比べ、今季は「全部よくなっている。飛距離も伸びて、ショットも強くなっている。もともとうまいアプローチ、パットもさらにいい。真面目にストイックにトレーニングしているからだと思う」と説明した。
首位から出て4バーディー、ノーボギーの68で回り、通算13アンダーの203だった。前半は1つもスコアを伸ばせず苦戦。一時はトップと3打差がつきながら勝ち切った姿に、強さの理由が垣間見えたという。
「(リーダー)ボードをよく見て、順位をチェックしている。ボードを見ながら優勝できるのは、本当に強い証拠だと思う」
順位の変動にも揺らぐことなく、安定してプレーができていた。しかし優勝直前に一度だけ、感情が揺れ動く場面もあった。
最終18番パー5。2打目を左に曲げた。3打目の直前に「緊張する」と言われたという。「しょうがないよね」と返答すると「冷静に言わないでくださいよ!」とツッコまれた。
そのやり取りのあと、3打目で、ピンまで30センチに完璧なショット。バーディーパットを冷静に決め、2勝目を収めた。
吉田本人は「18番のサードはちょっと緊張してた感じはあるけど、やるべきことをちゃんとやり続けられた」と振り返っていた。【飯岡大暉】

