ツアー本格参戦2年目で、今季米本土初戦の渋野日向子(24=サントリー)は、暫定126位と出遅れた。

日没サスペンデットとなり、1組3人がホールアウトできなかった中、3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74と波に乗れなかった。

インスタートで、最初の10番パー4ではバーディー発進。幸先良かったが、15番パー4ではOBでダブルボギー。後半に入っても、なかなかスコアを伸ばせなかった。「スタートダッシュはすごい良かったですが、1発OB打ってから、なかなかショットもかみ合ってなかったかなという感じで。グリーン上でも苦戦して、すごく残念なラウンドでした」と振り返った。

午後スタートで、風も強くグリーンは乾いて硬くなった状態でのプレーだった。「縦距離はあまり合ってないところもあれば、最終ホールみたいに合っているところもあって。いまいち内容的には何とも言い難いという感じでした」。グリーン上も細かいアンジュレーションが多く、選手を惑わせた。「あんまり(ラインを)読めてないなと思いながら打ってるし。インパクトの瞬間、あ、入らないなと思ってしまう当たりが多かった。まぁ、ライン読みと言うよりかは自分自身の問題かな」とした。

取り組んできたスイング改造の成果については「まだ突然、右に出てしまうというのがあったりして。なかなかしっくり来ている感じではないですが、いろいろやりながらやっている中、いいショットもあれば、といいふうに捉えたい」と前向きに話した。

予選突破には65位に入る必要がある。「明日はホントに上にいくしかない。しっかり攻めるところは攻めて、というゴルフができるように頑張りたい」と、決勝ラウンド進出に向けて意気込んだ。

◆ドライブオン選手権はWOWOWライブで生放送。WOWOWオンデマンドでは日本人選手専用カメラも配信される。