渋野日向子(24=サントリー)は29位から出て、2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの74と落として回り、通算1オーバー、289で、28位だった。「ショットもバラバラだったんで、なかなかチャンスにつけることができなかったので、悔しいラウンドでした」と厳しい表情で振り返った。

最初の1番パー4で第3打となるグリーン外からのアプローチは寄せきれなかった。約5メートルのパーパットと返しのパットも外してダブルボギー発進。「スタートが良くなかったので、なかなか流れに乗れなかったです」。9番パー4でこの日初バーディー。後半に入って、11番パー4はティーショットを林に大きく曲げ後、次はバンカーへ。ボギーとした。難しい15番パー4では、約2・5メートルのパットを沈めてバーディー。「1回池ポチャしていたんで良かった」。一方、続く16番パー4は3パットでボギーとした。

難しいコースセッティングと風の影響で各選手が伸び悩む中、渋野も攻略しきれなかった。「かなり難しいピン位置を切っていましたし、ショットでも攻めるの難しかったですけど、それどころの問題じゃなかったかなあとは感じました」と振り返った。今年から会場が変わった。「いやホントにメジャーだなっていうくらい難しかったので、すごくやりがいもありましたし、しっかり次に生かせるように頑張りたいです」。

今季メジャー第1戦を終えて「難しいです。風もかなり難しいですし、ラフに入ったら難しいですし、グリーンも硬いので、ホントにレベルの高いゴルフを求められるなと思いました」と話した。

来週以降も試合が続くが「また切り替えて頑張りたい」と前を向いた。