女子ゴルフの国・地域別対抗戦、インターナショナル・クラウンが4日(日本時間5日)、米カリフォルニア州サンフランシスコのTPCハーディングパークで開催される。初優勝を目指す日本チームの畑岡奈紗、渋野日向子、笹生優花、古江彩佳の4人が開幕前日の3日(日本時間4日)、そろって公式会見を行った。

予選は2人1組で良い方のスコアを採用するフォアボールのマッチプレーで争う。渋野は国別対抗戦もマッチプレー経験も初めて。「戦略を考えられないほど、緊張しています。それも日の丸を背負ってと、いろんなことが初めてなことに対して緊張しています」と心境を明かした。

同大会は14年から開催され、5年ぶり4回目の開催。日本チームで唯一、前回出場した畑岡は「5年前、最年少ということで緊張しましたが、今回は唯一の経験者。チームをなるべく引っ張っていけるようなプレーをしたい」と意気込んだ。渋野は「心強いし、足を引っ張らないようにって思っています」と初々しく意気込んだ。

畑岡は「(参加する)8カ国ともすごく強豪ぞろい。特に米国、韓国が最大の敵になってくるのかなと思う」とライバルを分析。「マッチプレーということで、チームプレー。何が起きるか分からないし、最後までみんなを信じて。ミスはあまり気にせず、お互いカバーしていければ」とチームの結束を強調した。

「みんなでティファニーさんのお店にお邪魔して優勝クラウンを見て、ほしいと思った」と日本の初Vに向けて意欲を見せた。