熊本県出身の清田太一郎(43=フリー)が、3バーディー、ノーボギーの69で回り、3アンダー5位発進だ。
ジュニア時代は“九州の怪童”と呼ばれたが、股関節痛の影響で、17年に国内男子ツアーから引退。その後は運送業に携わりながらも、ゴルフは継続。今回クラブチャンピオンに輝くなど慣れ親しんだ地元コース開催とあって、出場したという。プロ3年目の田中元基(21=ドラッグコーエイ)が、8アンダーで単独首位に立った。
◇ ◇ ◇
ブランクを感じさせず躍動した。レギュラーツアーの一線を退いた清田にとって、18年以来の九州オープン復帰し、抜群のセンスで3アンダーだ。8番パー3を皮切りに2、3メートルをきっちり沈めて3バーディー、ノーボギーと安定。「お世話になっているので、熊本空港カントリークラブだから出た」。周囲への感謝を胸に、慣れ親しんだコースを回った。
ジュニア時代は“九州の怪童”と呼ばれた。92年から、熊本空港CCのクラブチャンピオンに3年連続で輝き、93年日本ジュニアで優勝するなど、同学年でしのぎを削った17年賞金王の宮里優作も一目置く存在だった。沖学園-日体大を経て03年プロ転向。ツアーに参戦したが、股関節の故障により17年から退いた。その後、家業の運送業を引き継いだ。
ただ今回はゆかりの深い熊本空港CC開催だったため、出場を決意。仕事のかたわらで「これに向けて練習した」。仕事を終えた後に週4、5日は、約1時間半の練習を続けてきた。「若いときのようにいかない」と調整に苦労しながらも、執念を見せた。
昨年、日本プロで5年ぶりにツアー復帰。「マネジメントミスがあった」という教訓も糧に、初日を終えた。【菊川光一】
○…田中が自己ベストタイの64で首位に立った。前半は8番パー3で7メートルのスネークラインを沈めるなど、得意のパッティングを武器に4バーディー、ノーボギー。後半11番パー5で初ボギーも、4連続を含む5バーディーで盛り返した。第2日へは「スコアを落とさず、毎日3アンダーが目標」と気合。自信を持つショートゲームでスコアを伸ばす算段だ。
▽松井(6バーディー、4ボギーの70でベストアマ射程)「(九州アマから)スイングを少し変えた。パッティングが全体的にいい感じでした。4日間通して、いつも通りのゴルフができたら。その結果、ベストアマが取れればいいです」
▽有薗(5月の九州アマチャンピオンとして臨み36位)「パッティングが全然入らなかった。ショットは良くなってきているので、パッティングがかみ合えば。九州アマみたいに、淡々と、コツコツ行きたい」

