首位タイから出た桑木志帆(20=岡山御津CC)があと一歩で優勝を逃した。桜井心那とのプレーオフ(PO)2回目でバーディーパットを決められなかった。

桜井のバーディーパットが決まり、優勝が消滅すると、涙が止まらない。嗚咽して悔し涙を流した。

「調子は良くなかったので、ここまでこられたことはほめたいが、優勝しないと意味がない。今は悔しい気持ちしかない」

首位から出た最終日。後半は出入りの激しいゴルフが続く。12番パー4はティーショットを左に曲げ、第2打はバンカーへ。寄らず入らずでボギー。この時点で2位に後退したが、13番パー5で約3メートルのバーディーパットを沈めてバウンスバック。14番パー3でバーディーも15番パー4でボギーとしたが、16番パー5で約1メートルを沈めてこの日2度目のバウンスバック。再び単独首位に立ち、混戦を抜け出し、プレーオフに持ち込んだ。「ボギーのあとにバーディーを取り返せた。次につながる」と優勝こその逃したが収穫を得た。

ツアー本格参戦2年目。岩井姉妹と同じ02年度生まれ。岩井千怜はツアー通算4勝、岩井明愛は1勝を挙げた。「2人が目立っているので、存在に気づいてもらえたら」。この日の悔し涙を糧に、岩井姉妹に続く02年度生まれ3人目のツアー優勝を、今後も狙っていく。

打球を見つめる尾関彩美悠、カメラマンに手を振る安田祐香ほか/女子プロ最終日写真特集1

ティーショットを放ち打球を見つめる吉田優利、永峰咲希ほか/女子プロ最終日写真特集2

声援に応える桑木志帆、エスコートキッズの祝福を受ける岩井明愛ほか/女子プロ最終日写真特集3