悲願のメジャー初Vを目指す畑岡奈紗(24=アビームコンサルティング)が首位に6打差5位で出て、6バーディー、ボギーなしの66とベストスコアで回る猛チャージで、通算7アンダー、209で単独首位に浮上した。「決勝ラウンド1日目で気を引き締め直して臨めた1日だった。この風の中、ボギーフリーでラウンドできたのはすごく大きかった」と手応えを口にした。

1番パー4で右ファーストカットからの第2打を約2メートルにつけてバーディー発進。6番パー5はバンカーからの第3打をピタリと寄せてバーディー。9番パー4は約2・5メートルをねじ込み、ナイスパーセーブにガッツポーズが出た。

いい流れで後半に突入し、10番パー4、13番パー4とも、ミドルパットを沈めてバーディー。16番パー4はグリーンカラーからのチップインバーディー。「あそこまで奥に外れているとは思わなかったですが、昨日も同じようなアプローチを打っていたので、イメージ良く打てた」。17番パー3は約3・5メートルを沈めて連続バーディーとした。「予選2日間はバックナインに苦しめられていた。バックナインでよりスコアを伸ばすことができて、すごく良かった」と満足げな表情を浮かべた。

リンクスコースで、予選ラウンド以上に強風が吹く中でのラウンドだった。メジャー仕様の難しいセッティングと厳しいコンディションで、各選手が伸び悩む中で突出した猛チャージ。アイアンショットとパットが光った。「グリーン上でボールが動き出しそうなくらい吹いているところもあったが、グリップテンションがタイトにならないよう気をつけた」と明かした。

今季はまだ未勝利だが、ツアー通算6勝、日米通算11勝を挙げている。21年大会は笹生優花とのプレーオフの末、敗れた。メジャー初優勝に向け、トップで迎える最終ラウンド。「あと1日になりましたけど、明日もしっかり自分らしくいいマネジメントをしてラウンドできれば」と意気込んだ。

【動画】畑岡奈紗、大きな曲がりを読み切った完璧チップインバーディー!