女子ゴルフの国内メジャーでツアー最終戦のツアー選手権リコー杯(23日開幕、宮崎・宮崎CC)開幕を前に、吉田優利(23=エプソン)が21日、練習ラウンドを行い、意気込みを語った。

吉田は30日から始まる来季米ツアー出場権を争う最終予選会(米アラバマ州)に出場。先週の大王製紙エリエール・レディースを欠場したが「やっぱり出たいなと思って。宮崎好きですし、このコースも好きだしっていうのは1つ決め手にはなりました。合宿もしたりしてるので」と語った。

今年は5月のワールド・サロンパス・カップで国内メジャー制覇。いい1年を過ごしたようにも思われるが、調子の下振れが大きく、維持や向上を意識していたため、「成績にフォーカスしてプレーできなかった。中途半端な1年になってしまった」。

気分よく最終予選会に出場するためにも「ショットが良いとスコアが出ることが多い。距離感やゲーム性は気にしてゴルフしたい。なるべく『こんな感じなんだ』とつかんで行けたらベスト。そこに順位が付いてくれば最高」と4日間を見据えた。