女子は遠藤桂音(茨城・明秀学園日立2年)が1オーバー72で回り、1打差2位につけた。首位の鈴木能々子(東京・目黒日大2年)を逆転しての優勝を目指す。

男子は齋藤裕(埼玉・埼玉栄2年)が1アンダー70で首位に立った。

23日に最終日を行い、シードを除く上位男子38人、同女子32人が来年3月20~22日、兵庫県で開催される「全国高校選手権春季大会」(男子=オリムピックGC、女子=チェリーヒルズGC)への出場権を得る。

女子2位発進の遠藤は上がりの9番パー4、50センチのバーディーチャンスから、まさかの3パット。50センチオーバーすると、返しはカップをなめる不運に見舞われた。「最後に緊張してしまった」と天を仰いだ。10月29日の「進藤大典ジュニアトーナメント」高校女子の部で自己ベスト66をマークして優勝。上り調子だっただけに、悔やまれるパットとなった。

最終日は「グリーンが難しいので、できるだけ簡単なところにつけて、楽にパットしたい」という遠藤。7位に終わった夏の関東大会の悔しさを晴らすべく、逆転優勝を狙う。

【上位成績】

▽女子

(1)鈴木能々子(東京・目黒日大2年)71(35・36)(2)遠藤桂音(茨城・明秀学園日立2年)72(36・36)(3)高橋知花(埼玉栄2年)73(37・36)(4)齋藤愛桜(栃木・宇都宮文星女2年)74(40・34)(4)萩生田みらん(東京・共立女二2年)74(36・38)(4)伊藤美輝(東京・目黒日大1年)74(35・39)

 

▽男子

(1)齋藤裕(埼玉栄2年)70(35・35)(2)小林龍竺(茨城・ルネサンス2年)71(36・35)(2)坂本陽仁(西武台千葉2年)71(36・35)(2)小谷海斗(東京・代々木1年)71(35・36)(5)川口史(千葉黎明2年)72(39・33)(5)橋本圭市(栃木・佐野日大1年)72(38・34)(5)橋詰海斗(新潟・開志国際2年)72(36・36)(5)外岩戸晟士(東京・代々木1年)72(35・37)(5)※小林尚史(新潟・開志国際2年)72(34・38)(5)上村大和(東京・目黒日大2年)72(33・39)※はシード選手

 

〈主催〉関東高等学校中学校ゴルフ連盟ほか

〈後援〉関東ゴルフ連盟、日刊スポーツ新聞社ほか

〈協賛〉住友ゴム工業、ブリヂストンスポーツ、ヨネックス、アクシネットジャパン、ミズノ、キャロウェイゴルフ、ピンゴルフジャパン、フライトスコープジャパン、有賀園ゴルフ

〈協力〉一の宮カントリー倶楽部