女子ゴルフで昨年のプロテストに一発合格した馬場咲希(18=代々木高3年)が米下部のエプソンツアーに登録したことが27日、分かった。この日、インスタグラムを更新して報告した。

馬場は、国内下部ツアーの「ステップアップ・ツアー」と米下部の「エプソン・ツアー」の出場権を保持していたが、今季はどちらをを主戦場とするかは「チームのみんなと相談中」としていた。

インスタグラムには冒頭で「2024年のEpson Tourにエントリーした事をお知らせします!」と報告。続けて「エントリーまで辿り着くのに周りの皆さんに色々と教えてもらったり、大変お世話になりました。アメリカでの生活をどうやっていくのか?試合の事やお金の事、スケジュールの調整や免許の事や学校の事など、いろんな問題があったのですが、皆さんのお陰でエントリーまで辿り着けました。スポンサーの皆さんや父、周りでサポートしてくれる皆さんのお陰で試合に出る事が出来るんだと強く感じました。皆さん、ありがとうございます」と周囲への感謝をつづった。

最後に「プロ1年目の冒険、応援をよろしくお願いします!」と意気込んだ。

馬場は昨年12月の米女子ツアー最終予選会を62位で終了。45位までに与えられる米女子ツアー出場権を逃したが、下部エプソン・ツアーの出場権を得ていた。

エプソン・ツアーは3月8日に米フロリダ州で開催される「フロリダ・ナチュラル・チャリティ・クラシック」で開幕。10月3日からの「エプソン・ツアー選手権」で最終戦を迎える。大会は20試合。賞金総額は500万ドル(約7億2500万円)。ポイントレースで上位10位以内に入ると、来季の米ツアー出場権が手に入る。