カタールで情けない姿をさらしたサッカー日本代表と違い、こちらの“日本代表”は強かった。男子ゴルフの欧州ツアー、カタール・マスターズは11日、ドーハのドーハGC(パー72)で最終ラウンドが行われ、首位タイから出た星野陸也(27=興和)が6バーディー、2ボギーの68と伸ばして通算14アンダーの274でツアー初優勝を果たした。

星野は一夜明けた12日、Xに「欧州ツアーで初優勝をする事ができました。カタールの皆さん素晴らしい大会をありがとうございました」などと投稿し、喜んだ。日本勢の同ツアーVは青木功、松山英樹、久常涼に次いで4人目。首位タイからスタートすると、終盤、しびれるようなパットを次々にねじ込み、勝利を決定づけた。11日付世界ランキングで107位から75位に浮上した。