タイガー・ウッズ(48=米国)が第2ラウンドで、体調不良により途中棄権した。今大会で10カ月ぶりにツアーへ復帰していた。

関係者によると、前夜から風邪のような症状があり、この日の朝は熱もあった。アウトスタートでプレーを続けると目まいも発症。7番のティーショットを打った後で表情を大きくゆがめてプレーを中止し、カートに乗って引き揚げた。

脱水症状を起こしていたといい、クラブハウスで点滴を受けた。救急車がコースに駆け付けて一時は騒然とする場面もあったが、最終的には歩いて車に乗り込み、コースを後にした。昨年4月に手術を受けた右足首に痛みはないという。

第1ラウンドは72の49位だったウッズは6番までを1バーディー、2ボギーで回っていた。(共同)