首位と6打差の7位から出た松山英樹(31=LEXUS)が、9バーディー、ボギーなしの62のビッグスコアで回り、通算17アンダー、267で2年ぶり、アジア勢単独最多となる米ツアー通算9勝目を挙げた。

優勝賞金は、日米通算17勝した中で最高の400万ドル(約6億円)を獲得した。これは日本人男子として初のメジャー優勝となった、21年マスターズの207万ドル(当時のレートで約2億2800万円)を大きく上回った。

昨年までは22-23年シーズンなど、年をまたいだシーズン構成だったが、今年から1年単位に変更された。それに伴い、出場者数を絞った高額賞金大会が実施されるようになった。今季としてはまだ始まって間もないが、松山の今季獲得賞金は436万7795ドル(約6億5500万円)。賞金ランキングは1位に浮上した。387万3606ドル(約5億8100万円)で2位のクリス・カーク(米国)に、約7400万円差をつけている。

また今季で11年目のシーズンを迎えた松山は、この試合が米ツアー通算出場250試合目の節目で、獲得した通算賞金は4853万1991ドルとなった。獲得した時期によってレートは異なるが、現在の1ドル=150円に換算すると、約72億8000万円にものぼったことになる。