5年ぶりにツアー復帰したアン・シネ(33=韓国)は、2バーディー、7ボギーの77、5オーバーでホールアウトした。ホールアウト時点で90位台と出遅れた。

日本ツアー出場は19年シーズン以来。昨年、韓国ツアーで3年ぶりに、1試合だけ試合出場したが予選落ち。今季は予選会(QT)ランキング16位の資格で、日本ツアー前半戦の出場権を獲得していた。実戦感覚を取り戻せていないこともあって、ホールアウト後、報道陣に対応すると開口一番「疲れました」と、苦笑いを浮かべた。続けて「パーオンができないところが多くてボギーが多かった」と、唇をかんだ。

水色の長袖ウエア、青のミニスカートにサンバイザー、白地に青いラインが入ったソックスと、さわやかな青系統で統一。10番パー4のティーイングエリアに立つと、大きな拍手で迎えられた。その10番は、ティーショットをフェアウエー中央に運ぶと、第2打をグリーン奥5メートルにつけた。難しい下りフックラインのバーディーパットは、ピンをオーバーしたが、70センチのパーパットをしっかり決めた。そのまま3ホール続けてパーをセーブしたが、4ホール目の13番パー3でボギーが先行。さらに16番パー3でもボギーを重ねた。

日本ツアーで5年ぶりのバーディーは17番パー4だった。第2打を3メートルにつけると、これを決めきった。さらに後半の6番パー4でも、残り150ヤードからの第2打を3メートルにつけ、2つ目のバーディーを奪った。

ただ、途中、強く降った雨と、終日吹いていた強風の影響で、最後は3連続ボギー締めとなるなど、随所で乱れた。ショットには課題を感じつつも「パットが入ってくれていなかったら、80までいっていたかもしれない」と、グリーン上には一定の収穫を感じている様子だった。

予選通過に向けて巻き返しは必至の状況。第2ラウンドに向けて「今日、いろいろとミスしたので、修正して、今日よりはいいスコアで回りたい」と、前向きに話していた。【高田文太】