男子ツアーを統括する日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長(81)が4日、都内に退任会見に臨み、「悔いはありません。今後は陰ながら男子ゴルフを応援したい」とあいさつした。

任期中には新型コロナウイルスの対応などに追われた。「支えてくれた理事やスタッフのおかげでなんとか乗り越えられた」と感謝した。

青木会長は前会長で元NHK会長の海老沢勝二氏の後任として16年に就任。4期8年にわたって会長を務めた。今月中の定時社員総会で正式に退く。

ツアー史上初となる永久シード保持者の会長として人気低迷からの脱却を期待されたが、今季は昨季から3試合減、史上最少の23試合となっていた。【奥岡幹浩】