仁科優花(千葉・白井中3年)が、同じティーマーク(距離)の15-18歳の部を大きく上回る5アンダー67の快スコアをマークし、東日本決勝大会(4月20、21日、茨城・美浦GC)に1位で進出した。

「前半はいい感じでしたが、後半は近くにつけたんですけど(バーディーパットが)入らなかったので納得いきませんでした。70点ぐらいです」と話した。

インスタートの11番で8~9メートルの「下りのフックラインの距離を合わせようと多めにラインを読んだら、ジャストタッチで入った」とバーディーが先行。13番で取り、15番パー5では第3打で40センチにつけてバーディー。16番も取って前半4バーディー、ボギーなしの完璧なゴルフを展開した。アウトは2バーディー、1ボギーだったが、5アンダーは飛びぬけていた。

前日の4月1日に埼玉・石坂GCで行われた「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン主催者推薦選考会」で69をマークし「ギリギリ、一番下で通りました」と、初めて女子プロツアーの大会出場を決めた。その勢いがこの日のラウンドに出た形だ。

「去年の今ごろはアプローチが全然ダメだった」と、東日本決勝大会でもいいところなく終わった。今年は自信をもって決勝大会に臨む。「練習日にしっかりグリーンとかを確認したい。攻めるけど安全に、で行きたい」と話していた。