第2ラウンドが終了し、上田桃子、佐久間朱莉、阿部未悠の3人が、通算8アンダーの首位で並んで最終日は最終組で臨むことになった。第1ラウンドから首位の上田と佐久間は3つ伸ばし、5位から出た阿部は5つ伸ばした。13番パー3でツアー記録を更新、歴代単独トップとなる7度目のホールインワンを達成するなど6つ伸ばした藤田さいき、同じく6つ伸ばした蛭田みな美、イ・ミニョン(韓国)の3人が、1打差の7アンダーで4位。6アンダーの木村彩子が7位、5アンダーの山下美夢有、吉本ひかるが8位から追う展開となった。3打差以内に9人がひしめく混戦の展開となった。

前週優勝の小祝さくらは4オーバーの57位、ツアー5勝の原英莉花は3オーバーの51位で、予選落ちとなった。88年のツアー制施行後では初めて出産後にプロテストに合格し、今大会がプロデビュー戦だった神谷和奏(わかな)は、19位から出たが、6つ落として5オーバーの67位で、決勝進出はならなかった。

ラインを確認する佐久間朱莉 桜の木をバックにプレーする上田桃子/女子ゴルフ第2日写真特集3