「自称2位の女なんです」と話す木村円(26)が、荒川侑奈(29)藪下真衣(26)商崎鈴菜(24)早川夏未(22)と5人のプレーオフを制して優勝した。

18ホールを3アンダーで並んだ5人で始まったプレーオフは、3ホール目から木村と荒川の一騎打ちに。さらに3ホール、計5ホールに及ぶ死闘となった。

試合が終わると「本当にここ数年でも2位を何回取ったか分からない。プレーオフ、1打差負けも含めて、本当に2位が多くて、ずっと勝ち切れなくて。20歳以来の勝ちです。ここまで、一番悔しい思いをしてきた自信はあります」と、喜びを表現した。2年前、同じ高麗川カントリークラブで行われた同大会もプレーオフで負けていた。「今日はリベンジするつもりだった。だから、勝ち切れてよかった。一皮向けたじゃないですけど、今日の勝利は、絶対に今後、自分を強くしてくれると思います。もっともっと、勝ちまくれるように頑張りたい」と話した。

プロテストは今年受ければ6回目となる。小学校の卒業文集に「将来の夢はプロゴルファー」と書いた言葉を実現したい。「レギュラーツアーで自分が戦う、というのを絶対にかなえたいので。家族には『今年が最後』と言ってるんですけど、それぐらいの覚悟で、ゴルフテストに集中していきたい」と力を込める。

ゴルフを始めたのは、祖父の桂一郎さんが経営していたゴルフ練習場が遊び場だったから。その祖父が昨年88歳で、1次プロテスト期間中に亡くなった。

「祖父が一番応援してくれてたので。早くいい報告がしたいですね」。「自称2位の女」からの決別の先には、大きな夢が待っている。