男子ゴルフの国内ツアー今季2戦目で、新規大会の前澤杯(24~27日、千葉・MZGC)開幕を控えた23日、プロアマ戦の最終日が行われ、石川遼(33=CASIO)が登場した。自身とのラウンド権が500万円で落札されて話題の中、初日の14日から7日間プレーして万全。賞金総額2億円、優勝4000万円の初代王者へ突き進む。女子で主催者推薦枠の菅沼菜々(25=あいおいニッセイ同和損保)と、ツアー31勝の片山晋呉(52=イーグルポイントGC)と同組で回る。
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百戦錬磨の石川にとっても新鮮だった。ラウンドガールが全組同行、前代未聞のプロアマ10日間。大会を考案した衣料品通販大手ZOZO創業者、前澤友作氏のプライベートコース(6652ヤード、パー70)で7日目のプレーを終えた石川は「未知の領域。先週(初日の14日)から7回もやって普段の倍以上、コース状況が身体に染みついた。グリーンも、乾いて速い状態と今日の雨と、最新の情報にアップデートできた」。126ホールも体感し、今日24日からの本選へ万全だ。
プロアマ戦の参加費を1組100万円で販売、指名権も競売形式で募った初の試み。自身とラウンドする権利を即決価格の500万円で落札され「17年前のデビューから、というファンと自己紹介し合えたり。最初は緊張しつつ5時間くらい一緒にいられるので、仲良くなれた」と笑顔で振り返った。一般的には関係者やスポンサーと回るものを「ファンと選手が一緒に…は盲点」と触発もあった。
本選は予選落ちなしで100選手が出場。菅沼、賞金王5度の片山と同組で回る。片山とは22年ミズノオープン以来3年ぶり28度目で「しびれますね」。最多指名を受けて貢献した賞金総額2億円大会の初代王者へ「明日の組み合わせも非常に面白いし、この大会ならでは」と開幕を心待ちにする。前澤氏が「男子界にもっと活気を。ゴルフがもっと好きになる瞬間が訪れると思います」と期待する中、本番でも主役になる。

