米男子ゴルフツアー(PGA)で通算11勝の松山英樹(33=LEXUS)が、日本開催の同ツアー新規大会、ベイカレント・クラシックに向けて7日、横浜市の横浜CCで練習ラウンド後、会見した。昨年まで千葉・習志野CCで行っていた(コロナ禍の20年のみ米カリフォルニア州開催)、ZOZOチャンピオンシップが契約満了により終了。コースも変わって行われる新規大会に向けて「今年も日本のファンの皆さんの前でプレーできるのが楽しみなのでうれしい。週末、いい位置で回れるように頑張りたい」と話し、今年も世界トップレベルのプレーを披露する決意をにじませた。
前日6日はアウトコース、この日はインコースと、9ホールずつの練習ラウンドを行った。コースの印象については「プライベートでは回ったことはあるけど、試合では初めてなので、どういう雰囲気になるか分からないけど、特にバックナインはスタンドが多くて、16番は、よくPGAでプレーしているような感覚になるようなショートホールだったので試合でも楽しみ」と語った。一筋縄ではいかないとは承知しながらも、それを攻略することに楽しみを見いだしている様子だった。
さらに「グリーンがすごく小さいので、どこに外すかも大事だと思うけど、アイアンの精度も求められる。距離はそんなに長い方ではないので、ショートアイアンの距離感であったり、横の幅の精度であったり、というのが要求されると思う」と、詳しく話した。コンディションについては「悪くないと思うし、あとはしっかりと詰められれば、楽しみな1週間になるんじゃないかなと思う」と、自信も漂わせた。
研究に余念がなく、自信も漂う今年。1月2日開幕のザ・セントリーで優勝して以来、トップ10からも遠ざかっているだけに、ファンも松山のビッグスコアを待っている。この日の練習ラウンドも、午前7時30分のスタートから、大勢のギャラリーが詰め掛けた。新規大会初代王者への周囲の期待と松山本人の手応え。日本人男子初のメジャー優勝を飾ったマスターズ制覇からの凱旋(がいせん)試合で勝った、21年ZOZOチャンピオンシップ再来の予感が漂い始めた。

