悲願のツアー初優勝が目前だった勝みなみ(27=明治安田)が、大逆転を許して2位に惜敗した。首位から出て7バーディー、ノーボギーの65で通算24アンダーの264。残り5ホール(H)で4打差をつけたジーノ・ティティクル(タイ)に追いつかれ、プレーオフ(PO)5H目で力尽きた。米挑戦3年目での初勝利はお預け。世界ランキング1位ジーノは今季2勝目、通算6勝目をつかんだ。
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2位に2打差をつけて首位から出た勝は、スコアはさらに7つ伸ばした。残り5ホールでジーノとはこの日、最大の4打差。安全圏と思われたが、相手は14番から3連続バーディー。1打差に迫られた17番では、執念のチップインバーディーで突き放したが、すぐにイーグルで追いつかれた。
米では初経験のプレーオフでも、勝が優先に立つ場面が多かったが、決めきれなかった。結果は大逆転負け。世界ランク1位で年間ポイントでもトップの相手の底力は、想像を超えたレベルだった。
「ジーノが(この日)9アンダーで回って、私も7アンダーでいいゴルフだった。最後もショットとパットでチャンスはいっぱいあったが、入れられなかったのが負けた原因です」
23年に渡米してこの日が71試合目。先週のロッテ選手権でも優勝争いの末の3位だった。「まだまだ自分の弱さを痛感した。もっと強くなれるように頑張りたい」と気落ちはない。
畑岡奈紗、渋野日向子、河本結らと同じ黄金世代の1人。「優勝にはちょっと届かなかったが、来週はできるように頑張りたい」。16日開幕のBMW女子選手権(韓国)でリベンジする。

