今大会が終了し、来季ツアーのシードが確定した。年間ポイント(メルセデス)ランキングで上位50位までがシードを、51~55位までがツアー前半戦(第1回リランキングまで)の出場資格が得られる。

明暗が分かれたのは、2人のツアールーキー。この大会前まで年間ポイント49位でシード圏内にいた都玲華(21=大東建託)は、同50位のぎりぎりに踏みとどまり、初シードを獲得。試合では通算2アンダーで26位だった。

一方で年間ポイント51位とわずかに圏外にいた吉田鈴(21=大東建託)は、試合で34位に終わり、ポイント51位のまま。50位入りは試合で単独23位以内が一応の目安だったが、この日はイーブンパー71で回り、スコアを伸ばせなかった。

ともに2004年(平16)2月生まれ。プロテストに合格する前の24年2月から、2人は大東建託とスポンサー契約を結び、25年2月から同社と所属契約へとジャンプアップ。

互いに現在の実力や将来性や華やかさも備え、愛称「ミヤコレ」の都は屈指の人気者になり、米女子ツアーで活躍する姉優利を持つ吉田も、今季後半戦はここまで10試合連続で予選通過を果たすなど地道に努力し、10月の富士通レディースでは自己最高6位など結果を出した。ツアー初勝利はならなかった2人は、わずか1ランク差で明暗が分かれた。

ただ、吉田もいわゆる準シードは死守し、来季前半戦の舞台は勝ち取った。今季後半戦のように結果を出せば、来季のシード獲得は手の届くところにある。

都は「(緊張で)体が動かなかった。シードを取れて良かったが、もっといけたんじゃないかなという悔しい気持ちもある」と感想を述べ、涙を浮かべた吉田は「今年の駄目だったところを繰り返さないように。夏場が良くなかった」と奮起を誓った。

今回のシードを獲得できなかった56~70位の選手は、予選会(QT)最終ステージ(12月2日から4日間、茨城・宍戸ヒルズCC)に回り、来季前半戦の出場資格の確保を目指すことになる。

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