米ツアーを主戦場とする岩井明愛(23=Honda)が、プロ根性全開で首位発進した。出場権を勝ち取った40人の中で、申ジエ(韓国)と並んで最多の8バーディー。3ボギーもたたいたが、67で回って5アンダーとし、今季国内ツアー出場7戦目で初めて、各ラウンド終了後の首位に立った。

出だしの1番パー4で、第2打を1・5メートルにつけて、幸先よくバーディー発進した。直後の2番パー5をボギーとしたが、4番パー4でピンまで10ヤードのグリーン奥のラフから、ウエッジで直接決めてチップインバーディーを奪った。チップインバーディーは16番パー3でも奪い、ピンまで15ヤードのラフから決めた。「今日はグリーンを外したところが、たまたま、ライがいいところばかりだったのでラッキーでした」と、謙遜したが、随所に見せた好ショットでバーディーを量産した。

この日、宮崎市の会場は快晴で、20・1度と、11月下旬とは思えない気候だった。ただ、岩井明はタートルネットの寒さを逃がさない温かいウエアでプレー。ホールアウト後は正直に「暑かったですね…」と、苦笑いした。ただ、続けて「このウエア、かわいいですか?」と、報道陣に逆取材。「かわいい」との答えが返ってくると「よかった」と笑った。さらに「こっちは温かいですけど、寒いところの方が多いですから。メーカーさんのことを考えたら、これを着て、アピールできたのはよかった」と、身軽になりたい思いを封印し、スポンサーのことを考えたプロ意識を貫きながら堂々の首位。今季の開幕戦は双子の妹、千怜が制したが、最終戦は自身が締める決意だ。【高田文太】

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