北本太一(奈良・郡山西中3年)が2バーディー、1ボギーの1アンダー71で回り、ただ一人アンダーパーの通算1アンダー143の好スコアで優勝した。2位争いは混戦となり、通算6オーバーで3人が並んで、日本代表を決めるプレーオフに突入。1ホール目でバーディーを取った中多一翔(かずと、愛知・高浜中2年)が世界ジュニアゴルフ選手権(7月7~9日、米カリフォルニア州サンディエゴ)の日本代表切符を手にした。

独走優勝の北本は「今日はティーショットが良くて、アイアンもグリーンをとらえていたので、グリーンのセンター狙いで、2パットでいいと思ってやりました」と振り返った。インスタートで折り返した1番でボギーにしたが、2番で1.5メートルについて取り返した。「7番のティーショットが終わって行けるかなと思いました」と、上り3ホールでは勝利を確信していた。

一方、中多はきわどい代表入りだった。前半はイーブンパーで上がったが、後半は3つのボギーで後退。しかし、2位争いの選手たちがスコアを崩し、首位に7打差の通算6オーバーで3人が並んだ。日本代表権を争うプレーオフの1ホール目(1番パー5)で他の2人がティーショットを右にミスしたが、中多は「2日間で一番いい当たりのショット」とフェアウエーに置いた。無理せず「得意の距離(70ヤード)」に刻み、第3打を2メートルにつけた。他の2人がパーに終わった後、これを沈めて勝利。「思わずガッツポーズしてしまった」と両手を突き上げて喜んだ。

世界ジュニアはともに初出場となる。北本は「米国は初めてですが、自分のプレーをしてアンダーパーを出して優勝したい。ティーショットがいい感じなので、アイアンの精度を高めたい」と意気込んだ。中多は「なるべくボギーを打たず、安全にパーを重ねていく自分のゴルフをしたい。少しでもドライバーの飛距離を伸ばしたい」と目標を掲げた。

(注)4月以降の進学校名、新学年で表記しています。

 

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