4打差9位から出た高橋彩華(27=サーフビバレッジ)が3人によるプレーオフを制し、奇跡的な逆転で今季初優勝、ツアー通算3勝目を飾った。
昨年6月の宮里藍サントリー・レディース以来となる勝利は、最終18番パー5でのショットインイーグルで首位に並んだ。
それまで優勝争い圏外だったが、トップを走っていた菅楓華(20)が終盤でトルプルボギーをたたくなど、上位陣の失速も味方した。
この日は1イーグル、5バーディー、2ボギーの67で回り、通算8アンダーの280。
最後は通算8アンダーで荒木優奈(20)と仲村果乃(24)と3人で並び、プレーオフに突入。
プレーオフは高橋がイーグルを記録した18番を使用し、1ホール目で荒木が脱落。仲村との一騎打ちになった2ホール目は、高橋が連続バーディーを決めて劇的な勝利を収めた。最後まで正確なショットが光った。
笑顔で表彰式に臨んだヒロインは、チャンピオンブレザーを贈られた。優勝スピーチでは「今季は年間3勝を目指して、オフの間にたくさん取り組んできたことが今日、優勝という形になってうれしい。たくさん練習してきたかいがあり、うれしいです」と、やや涙ぐみながら話した。
新潟市出身で98年度生まれの高橋は、渋野日向子らと「黄金世代」と呼ばれる1人。
なお、最後のイーグルには賞金300万円が贈られた。
◆高橋彩華(たかはし・さやか)1998年(平10)7月24日、新潟市生まれ。父剛さんの指導で10歳からゴルフを始める。新潟・開志国際高では北京五輪スノーボード男子ハーフパイプ金メダル平野歩夢と同学年。日本ウェルネススポーツ大卒。18年7月、2度目の挑戦でプロテスト合格。22年フジサンケイ・レディースで初日から首位を守る完全優勝、25年宮里藍サントリー・レディースで2勝目。趣味は音楽鑑賞。愛称「さや姉」。162センチ、55キロ。

