ツアー初優勝を狙う19歳の鳥居さくら(Sky)が首位発進した。1イーグル、6バーディー、2ボギーの6アンダー、66で回った。前週のNEC軽井沢72で「誤球」で失格を経験したが、気持ちを切り替えてプレーした。同じく19歳で、2勝目を狙う加藤麗奈もトップ。23年にこの大会を制した蛭田みな美ら4人が1打差の2位につけた。
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笑顔の少ない、首位発進だった。鳥居は最終9番パー5で、バーディーを奪取。約2メートルのパットを決めると、右手をキャップに添え、わずかにうなずき観客の声援に応えただけ。6アンダーで一時は単独トップに立ったが、喜びは控えめだった。「スコアは気にせず、目の前の一打を必死に打った」と淡々としていた。
出だしの10番でバーディーを奪い、前半だけで3つ伸ばした。後半に2連続ボギーで一時は後退。それでも8番パー4でイーグルを奪った。左から打った2打目が、ピンに当たった音は聞こえていた。「寄っていたらいいなと思っていた。見に行ったら入っていた」と好プレーを振り返った。
前週のショックは、まだ完全に拭えていない。NEC軽井沢72の最終日。「誤球でストロークを行う」との違反で失格した。1番のティーショットを右に曲げ、そのまま2打目もプレー。しかし、その球は本来であれば罰を受けるべきOB球だったのではないかとギャラリーから指摘された。通算11アンダーでプレーを終えたが、のちに「失格」の裁定を受けた。自身のSNSでは「今回の件を深く反省し今後の試合も頑張ります」とつづっていた。
この日は「気持ちを切り替えて、初めてのコースに向き合うことだけを考えた」とコメント。表情はさえなかった。第2日に向けては「ベストを尽くすのみ。明日も今日みたいに目の前の一打に集中してプレーできたら、良いイメージで回れる」と誓った。初優勝で、満開の笑顔を咲かせられるだろうか。【飯岡大暉】

