米女子ツアー3年目の吉田優利(26=エプソン)に、千載一遇のチャンスがやってきた。
5バーディー、1ボギーの66で回り、通算13アンダーの197。首位独走の山下美夢有とは5打差から6打差に開いたものの、ジーナ・キム(米国)と並んで2位を死守した。
「いっぱいバーディーを取らないと追いつけないので、(最終日は)前半から頑張りたい。久しぶりにいいゴルフができているので、今日よりバーディーを取りたい」
ショットが安定し、ミスしてもアプローチなどの小技でカバー。1打目を右ラフに入れた大ピンチの16番パー4も、確実にパーセーブするなど、ここ6試合連続で予選落ちしていたとは思えない好調さだ。
今季のフルシードを保有する吉田は、その条件となる年間ポイントランキング80位以内へは、現在93位と苦戦中。
だが、悲願のツアー初優勝を飾れば、2年のフルシードをつかめる。単独2位で320ポイント(P)を稼げた場合でも計516・2Pとなり、昨年の年間最終順位の61位相当で、フルシード当確ラインをクリアできる。単独4位で180Pを手にしても、計376・2Pで昨年の75位相当に到達。試合で10位前後に終わっても、シード争いの上では貴重なポイント獲得になる。
本人は逆転優勝しか考えていないだろうが、最終日の終盤でさまざまな選択を迫られるかもしれない。ツアーでの自己最高は2024年11月のロッテ選手権5位。日本で4勝を挙げる26歳が、どんな結果を手に入れるのだろうか。

