世界ランキング5位の日本は同9位の韓国に1-3で敗れ、初黒星を喫した。

 日本は0-2の第3セット、鍋谷と石井が立ち上がりからコートに入り、一時は流れを引き寄せた。ライトの長岡に偏っていた攻撃が左からも決まるようになり、このセットを25-17で奪った。鍋谷は先月の中国遠征でメンバーから外れ落選の危機にあった。遠征中も所属先のデンソーで練習を続け、再びチャンスを得たスパイカーは「雰囲気が良くなかったので、とにかく変えたい一心だった」と懸命に役割を果たした。