日本(世界ランキング5位)が3-0でドミニカ共和国(同7位)を下し、通算4勝1敗としてリオデジャネイロ五輪出場権獲得に王手をかけた。

 苦しんだ第3セット、26-25のマッチポイント。最後は主将の木村沙織(29=東レ)が決めた。「最後はすごく苦しんだけど、みなさんの応援のおかげでストレートで勝つことができた。おとといの試合(タイ戦)があまりよくなかった。今日はちょっとだけよかった」とインタビューに答えた。

 相手のドミニカ共和国は4連敗で五輪切符が絶望的となっていた。勝ち点、セット率などを考え「どんな形でもストレートで勝つことが大事だった」と振り返った。ただ、試合内容には不満があるようで「今日のドミニカ相手に点数取られすぎだと思う。もうちょっと頑張りたい」とこの後に続くイタリア、オランダという強豪との試合を見据えていた。