中国はセッター、リベロ以外の先発選手が全員200センチを超える高さを生かして日本に快勝した。

 得意とするミドルブロッカー陣の速攻を多用せず、サイド攻撃が中心。狙いを絞らせなかったセッターの焦帥主将は「真ん中を使わなくても他の攻めがあると思った」と余裕の表情だった。

 守りでも高さは有効で、ブロック得点で14-3と日本を圧倒。司令塔は「ブロックで自分たちの力を出せたので勝利につながった」と誇らしげだった。

 ▼謝国臣・中国監督の話 非常に重要な試合だったので、勝つことができてとてもうれしい。情熱的で積極的なプレーができた。運も向いていた。選手たちも力を十分に発揮してくれた。