GPファイナル5連覇を目指す羽生結弦(22=ANA)は、SP94・85点で2位発進となった。

 演技後のインタビューで羽生は「もろもろ見えて悪いところは、目に見えて分かるところが、たくさんあり、自分の中では、全部タイミングを外すことなくジャンプに挑めたので課題をひとつ乗り越えられた。全部ちょっとしたほころびでミスをしてしまっているので、手応えとしては悪くないと思っている。(オリンピックシーズンでGP初戦に)いつもより仕上がりは早いと思いますし、ショートプロフラムで抜けがなかったのは、大きく成長したところだと思う。サルコーの時の構成とは違うので、体力の使い方なども全然違うので比較のしようがないが、今の自分にとって悪いながらも手応えのあるものだった。(2位から追う展開に)点差もそんなに離れている訳ではないので、思い切って挑戦する場だと思っているので、しっかり全力を出しながら、思い切って最後の最後までやりたい。(フリーは)プログラム自体を完成させられるように1つ1つ積み重ねていきたい」と振り返った。