来年の世界選手権(バクー)代表第1次選考会となる大会で男女計7階級が行われ、女子78キロ超級はユニバーシアード大会無差別級覇者で20歳の井上あかり(環太平洋大)が昨年2位の素根輝(福岡・南筑高)に決勝で一本勝ちし、初優勝した。

 70キロ級で新添左季(山梨学院大)が2連覇し、78キロ級は浜田尚里(自衛隊)が2年ぶり2度目の優勝を決めた。

 男子は73キロ級で、ユニバーシアード優勝の立川新(東海大)が準決勝で66キロ級五輪2大会連続銅メダルの海老沼匡(パーク24)を破り、2連覇につなげた。海老沼は3位。60キロ級は宮之原誠也(国士舘大)が初めて制し、66キロ級は丸山城志郎(ミキハウス)が2度目の制覇。81キロ級は佐々木健志(筑波大)が初優勝した。