男子100キロ超級で小川雄勢(21=明大)が初優勝を果たした。

 92年バルセロナ五輪銀メダルの小川直也氏(49)を父に持つ小川は決勝で元世界王者の上川大樹(28=京葉ガス)に一本勝ち。95年に直也氏が95キロ超級(当時)を制して以来の親子優勝を果たした。

 同100キロ級は国士舘大1年の飯田健太郎(19)、同90キロ級は向翔一郎(21=日大)がともに初優勝した。

 女子52キロ級は阿部詩(17=兵庫・夙川学院高)が初優勝、同57キロ級は山本杏(23=パーク24)が5年ぶりに制した。同48キロ級は遠藤宏美(24=ALSOK)、同63キロ級は土井雅子(22=環太平洋大)が優勝した。