ラグビー日本代表前ヘッドコーチで、強豪イングランド代表の監督を務めるエディー・ジョーンズ氏が5日、日本で開催される2019年のワールドカップで初戦の会場となる札幌ドームを訪れ、チーム関係者と共に施設を視察した。ジョーンズ氏は「高い技術が使われており、非常に素晴らしい」と評価した。

 この日は、秋元克広札幌市長がドーム内を30分ほど案内。天然芝のグラウンドを空気圧でホーバークラフトのように浮き上がらせ、屋外から屋内に移動させる様子を動画で紹介するなどした。

 ジョーンズ氏は視察後、報道陣のインタビューに応じ「札幌はイングランドと気候が似ている。4万人の観客の前でプレーできるのを楽しみにしている」と述べた。

 札幌ドームでは19年9月21日にオーストラリア対フィジー戦が、22日にイングランド対トンガ戦が開催される。

 ジョーンズ氏は前回W杯で日本代表を歴史的3勝へと導いた名将として知られる。