八戸学院光星(青森)が63-52で倉吉北(鳥取)に勝ち、初出場初勝利を挙げた。第2クオーター(Q)を31-26で折り返すと、第3Qに14連続得点などで引き離して試合を決めた。

 両チーム最多23得点で貢献した駒沢杏主将(3年)は「全国大会に出ることを目標にしてきたが、初めて1勝できたことは夢みたい。最初は緊張して、ファウルも多かったのですが、リバウンドとかルーズボールをしっかりとれるようになって、自分たちのペースができました」と笑顔。小野寺実コーチ(66)も「相手は全国の舞台に数多く出ている伝統校。私にとっても全国初勝利。ものすごい喜びです。4番の駒沢もしっかり点をとってくれたし、今日は特に5番の坪保乃香(3年)が良いところで良い守備をしてくれた。相手のエースを止めてくれた」。今大会の東北勢最低身長153センチのエースキラーをMVPに挙げた。