秋田工が高校総体8強の広島皆実に惜敗し、初のベスト8進出を逃した。

 第1クオーター(Q)、流れの中から得点を奪えず15点差をつけられたが、広川汰輝主将、宮野良、片村俊介の3年トリオが奮起し6連続ポイントで1点差まで追い上げた。その後、司令塔の広川主将がインサイドアウトで揺さぶりをかけ何度もペイントエリアに進入。高難度のビハインドバックパスでアシスト2本を決め、驚異的に追い上げたが、あと1歩届かなかった。広川主将は「強豪を相手に前半を2点差で折り返すことができた。一緒に戦ってきた宮野と片村に感謝したい」と胸を張った。