平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)代表の高梨沙羅(21=クラレ)が、予選を首位で通過した。

 不利な追い風の中で95・0メートルを飛んで、126・3点をマークした。「結果としては素直にうれしいですね」と話した。

 2位はアルトハウス(ドイツ)の123・2点、3位はルンビ(ノルウェー)の121・6点。日本の平昌五輪代表は、岩渕香里(24=北野建設)が5位、伊藤有希(23=土屋ホーム)が6位、勢藤優花(20=北海道ハイテクAC)が13位だった。

 本戦は13日に行われる。高梨が勝てば、同競技の男女通じてW杯史上最多の通算54勝になる。